こんにちは。
ひいろ鍼灸治療院の日色です。
最近ブログやツイッターなどなにかと滞りがちですがこんな世の中ですし無理せずゆっくりしております。
息子の幼稚園もはじまらないので毎日一緒に遊んで走り回っているので健康的です。
ただパソコンに向かう時間や本を読む時間がなかなか作れないのでテレワークで働いている会社員のみなさんはさぞかし大変かと思います。
首都圏の方々、もう少しだけの辛抱です。
満員電車や通勤は不健康、不衛生なのでなくなることを望みますがなるべく負担を軽減できるようにしたいですね。
頑張りましょう。
経済活動と地球環境
新型コロナウイルスによる外出制限、経済活動低迷により様々な人々が影響を受けているかと思います。
アメリカでは5000万人以上が失業、日本は最悪301万人が失業すると推測されています。
どの分野なら影響を受けずにやっていけるのか、とか、業績が伸びたからうちは大丈夫という業界もあるかもしれませんが来年以降はそういうレベルの話でなくなるかと思います。
今後について考えておく必要があります。
現在、人間にとって経済活動の死が人類としての死と同等の意味をもつかもしれませんが、地球環境は反比例した動きを見せています。
ベネチアでは新型コロナウイルスの影響を受け、観光客が激減し、運河が綺麗になっているようです。
水路に魚や白鳥が戻り、水が透き通り水底が見えるようになったみたいですね。
ロックダウンによって世界の一日あたりの二酸化炭素排出量が17%減少したようです。
地球温暖化と温室効果ガスの関連性については僕としては懐疑的ですが先進国の贅沢のために地球環境に揺さぶりをかける必要はないと思いますので非常に良いことだと思います。
オゾン層も回復したと報じられましたがこれはロックダウンや人間活動とは無関係とか。
南極上空のオゾンホールが観測以来、最小になったそうです。
人間の出すオゾン破壊物質がオゾンホールを作りそこから太陽光線が入って皮膚がんになるのでオゾン破壊物質の使用を禁止するという話を大々的に喧伝していたはずなのに時間が経てばこれです。
世の中のほとんどは仮説なんですね。
突然ひっくり返ることもあるわけです。
僕らの周りに普通に存在しているものでも科学的にはなんでそうなるのか全く不明なものも多々ありますし、科学的に解明できないと存在できないわけではないですよね。
「ガラス」も未解明な物質らしく、なぜガラスができるのかは不明、と矢追純一さんのブログに書いてありました(笑)
そんな話は良いとして・・・
世界的な経済活動再開と解除ムード
全世界的にもロックダウン解除の流れになってきましたね。
こないだテレビでドイツのビアガーデンが再開したと言ってましたがみんなマスクもせず普通にビール飲んでて「対策はこれから考える」と言っててびっくりしました。
日本の9.6倍の死者が出ているドイツがロックダウン解除ですから、さっぱり意味が分かりません。
世界中の経済活動再開に伴い、日本も25日の解除に向けて調整しているようです。
国によって政策、致死率、感染者数があまりにも違い過ぎますし、統計自体が正確でないのではないかと思っているのですがどうなんでしょうね…。
ソーシャルディスタンスなど推奨していますが不顕性感染者がほとんどの新型コロナウイルスでどの程度効果があるのか不明ですし、百貨店などが対策をしながらやっていますが、感染者が触った商品とそうでない商品をどう見分けるのでしょう?
また厳密に言えばエレベーターのボタン、エスカレーターのベルトなどの接触による感染も原因として考えられます。
入店時の検温だけでOKというのは「対策してますアピール」だと思いますし、それだけで安心して外出するようになる方が多いので驚いています。
消毒が良いこと的な同調圧力
今やどこへ行っても置いてある手指消毒液。
アルコールも手に入らないので僕は酒造から購入しました。
アルコールが品薄になったため現在では次亜塩素酸を水で薄めたものを使い始める方が多いようです。
空気中にもウイルスや菌がいると言って空間に消毒液を噴霧する人も多いと思いますが、吸入すれば肺から吸収され血液中にダイレクトに入ってしまいます。
我々の体を構築しているのが37兆の細胞です。
それを上回る100兆個の細菌を中心とした微生物が存在しています。
これらを常在菌と言います。
常在菌は皮膚、消化管など外界と接している場所に存在し有害な病原菌などから身を守ったり、消化を促したりしています。
では空間にアルコールや次亜塩素を噴霧し人体にはどのような影響があるでしょうか?
皮膚にいる常在菌である表皮ブドウ球菌が死に絶えウイルスなどのいる唾液や体液に触れた際に増殖を許してしまいます。
呼吸器から入った消毒液はどうなるでしょうか。
最近ではCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の原因はタバコではなく、漂白剤、消毒剤ではないかという話が出ているようです。
体に良いわけがありませんよね。
新型コロナウイルスが流行してすぐ、中国やイタリアではトラックや飛行機からの消毒液空中散布を行いましたが、あら不思議。
ロックダウンして消毒液の空中散布をした直後から感染者が爆発的に増えていました。
新型コロナウイルスだけに効く魔法など存在しないということです。
環境を支配するのではなく調和するということが大事です。
陰陽の中庸が大事ということ
欧州のエリートたちが十数年前から西洋文明の没落を感じているそうで、東洋思想への関心が高まっているようです。
ヨガ、マインドフルネスが流行っているのもそういうところと関係あるのではないでしょうか。
量子物理学者のニールスボーアも後半生には東洋哲学に影響を受け易経の研究をしていたそうです。
自然との調和をしていた縄文時代の思想、生活様式も再度注目されています。
国際縄文学協会という団体が存在しますがこの団体の名誉会長が「エミリー・ロスチャイルド・アトウッド」です。
なんとのこの方、第4代ロスチャイルド男爵、ジェイコブロスチャイルドの三女なんです。。
こういう話がお好きな方はもちろん聞いたことがある名前だと思います。
このように西洋エリートがなんらかの形で東洋哲学に未来を感じてくれているのかもしれません。
ちなみに僕は特定の財閥が世界を牛耳っているという陰謀論支持者では御座いません。
善と悪の戦いとかそんな単純な話ではなく複雑に絡み合っているのでまだまだ研究中です。
新型コロナウイルスがどれほどのパラダイムシフトになるかまだ分かりませんが、「調和」という言葉がこれからテーマになると思っています。
心で起きていることが体で起きていて、体で起きていることが家庭や人間関係で起きていて、その集合体が社会全体を作っているわけです。
ひとりひとりの健全が社会全体の健全となります。
儒教の経書の一つである大学にも書いてあります。
【大学】
ものごと〔の善悪〕が確かめられてこそ、はじめて知能(道徳的判断)がおしきわめられ〔て明晰にな〕る。
知能がおしきわめられて〔明晰になって〕こそ、はじめて意念が誠実になる。
意念が誠実になってこそ、はじめて心が正しくなる。
心が正しくなってこそ、はじめて一身がよく修まる。一身がよく修まってこそ、はじめて家が和合する。
家が和合してこそ、はじめて国がよく治まる。
国がよく治まってこそ、はじめて世界じゅうが平安になる。
本当にいいこと言いますね。
紀元前5世紀とかそれくらいにあった思想のようですが、本当にすごいです。
ということで、「今ってこれ調和してる?」という自問自答を常にして調和できていないことは心身のためにも全てやめていくことをオススメします。
健全が最強の財産です。
よくわからない話だったかもしれませんがまた今度細かい話をしていきます。
長い文章読んでいただいてありがとうございました。