ひいろ鍼灸治療院における疾患・症状へのとらえかた
病気や症状は体からの非常警報アラームです。
もし火事が起きて警報が鳴っているときあなたならどうしますか?
アラームのスイッチを消してそのまま生活を続けることをする人はまずいないと思います。
でも病気や症状の多くの場合、痛み止めや手術などで問題とされる部位を除去し、それで解決したことにしがちです。
本当にそれで問題解決したのでしょうか?
本当に問題のある部位の肩代わりをした部分が悲鳴を上げていたならまた症状が出てきます。
その場しのぎの対症療法では限界があります。
当院では鍼・灸、オステオパシー、カイロプラクティック、栄養療法、食事療法を用いて治療していきます。
治療のルール
- 構造の改善
- 体液循環の改善
- 栄養の改善
- 精神の改善
1.構造の改善
骨格、靭帯、神経、血管、筋膜、筋肉のリリースを行うことで重力や外力に対応できる遊びのある身体にします。構造と機能は相互に依存しています。崩れてしまった構造ではうまく力が伝わらず無理が生じます。その結果滞りが起き、色々な問題が生じます。
2.体液循環の改善
構造が整うことで血液、リンパ液、脳脊髄液という3つの体液循環が改善されます。川の流れと同じで流れによって酸素が巡り老廃物質を流すことで細胞が潤い、元気でいられるのです。
3.栄養の改善
主に何かを摂るというよりは知らずのうちに摂っている体に悪影響を与えるものをカウンセリングや問診で探し出し日々気をつけるようにして頂きます。
健康のために摂っているもののせいでかえって体調崩している場合が多々あります。
まずは除去、そのあとに栄養を入れることで酸素と栄養が隅々まで行き届き細胞が修復されていきます。家
を建てるのに良い木材がないとどんなに腕の良い大工さんがいても難しいですよね。
4.精神の改善
構造が整い、体液循環が改善し、栄養が入ってくれば吸収、代謝され全ての細胞(37兆個)で正常な活動が始まります。
脳はたくさんの栄養を必要とし、周りは脳脊髄液で覆われその中に浮いているような状態です。
構造が調和をとることで精神活動が正常に働くことができます。
構造、栄養、精神の3つが一つのユニットとなり、人体を構成します。自己調節機能が働くことである一定の遊びの中で健康でいられるのです。
これを「自己治癒力」と言います。
当院では「自己治癒力」「免疫力」を高める治療をしていきます。
適応疾患一例